ピンソン本

こと「Smalltalk:オブジェクト指向プログラミング」ですが、絶版だったんですね。某所で薦めようとして調べているうちに気づきました。手続き的プログラミングと構造化プログラミングを取り違えているオブジェクト指向の導入部を除けば、無駄が少なくてわかりやすいので好きな本なのですが…。残念です。

構造化定理と構造化プログラミング

すべてのアルゴリズムは、連続、選択、反復の3つの構造で記述可能である、という話と構造化プログラミングにおける“構造化”は同じだと思いこんでいたんですが、遅まきながらダイクストラの「Notes on Structured Programming (PDF)」を読んでみると、構造化の先にある“階層化”、そこからさらに進めた“閉じたサブルーチン(プロシージャ)化”までを含めて構造化プログラミングであるような印象をうけました。そうすると、ピンソン本とかで構造化プログラミングを引き合いにだすのも、間違いではない…ということになりますかね。