[Squeak] いったん保存したファイルの記号が文字化けする

ということで、VAIO type U という強力なパートナーを得て、極私的暫定ダイナブック環境構築に向けたプロジェクトが再々々々始動したわけです。しょっぱなはいつも通り、(FileStream fileNamed: 'test.txt') edit などとして呼び出すことができるファイルリストを使ったメモ書きから。ここで、情報の入力や蓄積を経て PIM にどんな機能が要求されるかを調査・整理してゆこう…という目論見なのですが、いつもこの出だしで止まってしまっていたわけです(^_^;)。今回は、これまで決まって足かせになっていたデバイスのパワーとサイズのいずれも及第点、私自身も Smalltalk プログラミングの知識がちょっとだけパワーアップしたので、心機一転まき直して、少しでも前進したいところです。


タイトルの件は、SqueakNihongo6.1 でメモのようなものを書いているときにちょっと気にはなってはいたのですが、心の余裕のなさにかまけて、そのまま等閑にしていた障害です。たとえば、文中に“■”や“▼”とかの記号があると、保存して再読込んだとき一様に“?”に化けてしまいます。それでもそれぞれの“?”は異なる文字として扱われているので、文書を他へ移す前に各記号について again many(alt/cmd + shift + j)しておけば問題はなかったわけです。

原因は、なにかの拍子にコンバータがとちくるってしまっているのかなぁ…程度に思っていただのですが、調べてみると、表示は英語で処理だけ日本語を扱えるようにする特殊な設定がゆえに生じる問題だということが分かりました。まあ、考えてみればこんな決定的な障害の報告がないというのもおかしなわけで…(^_^;)。具体的には、UTF8TextConverter >> #nextFromStream: で一部多バイトキャラクタの変換の要不要を Smalltalk primaryLanguage で見ているため、私の環境の設定ではしかるべき変換が行なわれていなかったわけです。

当該メッセージを、systemLanguage におきかえることで問題は無事、解決しました。思えば、Techo の表示がおかしかったのも、このせいだたのかしらん。まぬけな障害報告をしちゃうところだったよ…。あぶない、あぶない。