Squeak VM の目覚めの悪さ

LOOX S のときから気にはなっていた件。Squeak VM が動いていると、スタンバイモードからの復帰にやたら時間がかかる。もっさりしている Crusoeバイスだとそれが顕著で、強制電源オフして再起動したほうが早いくらい。Pen になって、かなり改善されたものの、それでも明らかに(移行後しばらく時間をおいてからの)スタンバイからの復帰は、通常なら2、3秒のところ、かなり待たされます(尺度が変わっただけで、こちらもやはり再起動のほうが早いかも…(^_^;))。


LOOX S 特異的な障害かな…と諦めていたのですが、type U でも起こるのでやはり Squeak VM の問題でしょう。ただ、VM は鬼門なので原因はぜんぜん分かりませんし、解決策も講じられません。しかたがないので、スタンバイモードに移行する前にはスナップショットをとっておき、復帰後、Squeak システムを再起動…という手続きを踏むことで消極的に解決することにしました。Squeak システムの運用にあたって、スナップショットの繰り返しで起こる問題を洗い出すのに役立たなくもないので、まあ、これもよし。