るびま のアラン・ケイの脚注

るびま こと、Rubyist Magazine の 0005 号、Rubyist Hotlinks 第 0005 回、増井俊之さんへのインタビューの脚注から。

Alan Kay (1940-) Smalltalk の中心的開発者。パーソナルコンピュータ、ワークステーションダイナブックなど、現代のコンピュータにまつわる概念で彼が提唱したものは多い

ひさびさに、短いながらも、いろいろな意味で、どこから手を付けてよいやら分からないコメントを発見(^_^;)。ワークステーションという概念を提唱…というのは初耳*1だったんですが、きっと ALTO をイメージしてのことですね。

まあ、ALTO を説明しないといけないならともかく*2アラン・ケイを軸にするのなら、ダイナブック構想と、その暫定システムである Smalltalk、それを入れるウツワ的存在であった ALTO(つまり、SmalltalkGUI ベースの OS として動いていた ALTO 。暫定ダイナブックと呼ばれていた)をバラバラに個別のもののように語るのはやめにしましょう。やめにしてください。お願いします。誰に頼まれているわけでもないですが(^_^;)。


*1:ワークステーションという概念を提唱…というのは初耳」 コンピュータを*ワーク*ステーションではなく、*プレイ*ステーションにしたかった…というようなことを後に言っていますから、どちらかというと提唱者というよりアンチですね。w

*2:「ALTO を説明しないといけないならともかく」 ALTO はダイナブック構想とは別に、のちに Star の入れ物(の元)にもなるなど、いろいろな切り口があるから。