LISP のマクロの便利さ(の一部)を、構文で補ったのが Ruby 他で、GUI(IDE)で補ったのが Smalltalk …なのでは?


と、あえてクラスブラウザ(GUI)は使わずに式でクラスやメソッドを定義する「最低限の…」を書いていて、ふと思った。というか、通常の言語では構文の工夫で補うところを、SmalltalkGUI の工夫(本来の式の評価による作業を GUI を介して行なわせること)で補っている…と。

そんなところ、つまり、通常の言語では構文(あるいはマクロ)によるサポートの次で、あれば便利くらいにしか思われていない IDE によるサポートだが、Smalltalk ではそれは言語の運用において不可分(いや…なくても成り立つが、かなり不便)である…点も、Smalltalk のとっつきにくさの原因のひとつ、なのかもわからんね。