Croquet SDK 1.0 リリース
Croquet(クロッケー)は、3D仮想空間をネットワーク経由で共有するためのフレームワークです。Squeak システム上に Smalltalk で実装されています(いまのところはまだ? 将来的はどうなんでしょう…)。
先頃、大島芳樹のカリフォルニア日記 - Qwaq Forum 経由で、Croquet を使って構築された「Qwaq Forums」という企業向けの三次元共同作業空間サービス というプロダクトの存在をはじめて知り、ようやくそれなりの完成度に近づけられたのだなーとは思っていましたが、SDK のほうも入手可能になったようです。
SDK というものの性格上、Squeak システムやそこに組み込まれた各種ツール群、Smalltalk のこととかが分からないと面白みも半減でしょうが、それらを知らずともデモンストレーション程度のことはできると思うので、以下に簡単な遊び方をご紹介。
▼ Croquet でちょっと遊ぶ
- ダウンロードページより CroquetSDK-1.0.18.zip を入手して展開
- Croquet SDK(実体は Squeak システム)を起動
- 左端の「First Steps」アイコンをクリックして Squeak デスクトップを切換え
- 左手のトレイから「Simple Demo (Master)」アイコンを Squeak デスクトップにドラドロ
- 反応が鈍いことがあるのでゆっくり落ち着いてw操作する。
- アイコンをドラッグし始めると赤い矩形(かなりデカめ)に変化するのでビックリしてマウスボタンを離しちゃわないように!
- 赤い矩形をドロップ(設置)したら風景が描かれるまでしばし待つ…。
- この赤い領域が Croquet システムのデスクトップ(?)になる。
- アバター(ウサギ)の後ろ姿が出たら Croquet システムの起動成功。