2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧
構造化プログラミングについて著作としてまとめられたのは、 1960年代も終わりになってから。 へぇ。すくなくとも ALGOL-58 より前の 1950 年代かと思っていたよ…。構造化定理の論文はいつなんだろう。
すべてのアルゴリズムは、連続、選択、反復の3つの構造で記述可能である、という話と構造化プログラミングにおける“構造化”は同じだと思いこんでいたんですが、遅まきながらダイクストラの「Notes on Structured Programming (PDF)」を読んでみると、構造化…
こと「Smalltalk:オブジェクト指向プログラミング」ですが、絶版だったんですね。某所で薦めようとして調べているうちに気づきました。手続き的プログラミングと構造化プログラミングを取り違えているオブジェクト指向の導入部を除けば、無駄が少…
"Object-oriented programming versus abstract data types."(PDF)の著者、 ウィリアム・クック(William Randall Cook)は、 AppleScript の作者 へぇ、へぇ、へぇ、へぇ、へぇ、へぇ。トリビアというよりは、意外なところつながり、かな。 それにしては、A…
講演の中で suggested reading されていた論文。読まねば。…で、早速購入し、手にとってみて分かったことなんですが、ここに列挙されている絵のうち Lisa プロトタイプのものは、この論文のための挿絵からの転載だったんですね。 追記:よく見ると 1997 年と…
もう一ヶ月も前になりますが、ドイツへ向かう前に経由のため立ち寄った東京で、nobi 林さんから、例のビル・アトキンソンの講演内容を台詞とスライド資料を通じて比較的詳細に伺うことができました。それまで参加者によるいくつかのレポートで、Smalltalk シ…
ケイの“メッセージ指向”とストラウストラップの“クラス指向”と呼ぶべきオブジェクト指向のほかに、もうひとつお気に入り(?)なのはクックの“手続きによる抽象化手法”としてのオブジェクト指向です。ストラウストラップが抽象データ型の延長線上にオブジェクト…
オブジェクト指向の定義というといつも思い出すのは、eToys に悪態をついて「こんなのオブジェクト指向じゃない」とか言ったところ、おおしまさんから思わぬつっこみが入って、びびってそのまま引っ込めてしまったこれのこと。 当時はメッセージ送信メタファ…
真意は、そのようになんの但し書きもなく教える人に対しての皮肉だったのですが、そう教える人がいる以上、それを信じる人もいるわけで、そうした向きには“論外”と言われると違和感を感じるかも(^_^;)。ただ、単にクラスとオブジェクト(インスタンス)を使…
毛はない。ん。ああ、わけあって…か。 で、それも終わってほっとしたので、ちょっと気付いたことをざっくばらんにメモ。 ペイントボックスの基本図形ツールは、no color にすると刷毛の太さの黒い枠で描ける。 が、直線ツールはこの限りでない。 Polygon 系…
今月はじめ、サンフランシスコで開催された Apple の WWDC にて、OS X 次期バージョン“Tiger”の新機能として発表された Dashboard 用ウィジェトの即興作成コンテストにおいて、堂々の次点を獲得されたそうです。遅まきながら、おめでとうございます、ってか…