札幌Ruby会議02「知らないと損をするSmalltalk」の仮想空間を再現するためのコード


MagLev は各々で試していただくとして、Croquet(Squeak Smalltalk 上に構築された、本来はピアツーピア接続を介した仮想空間共有プラットフォーム)を今回、プレゼンツールとして改変したコードと空間内に列べたスライドの画像データを公開しました。


件のプレゼンをお手元のホストOS上で再現するためには Croquet SDK が必要です。


とりあえず、Croquet_SDK_v1.0.18.zip を適当な場所に展開し、Croquetを起動(Win では .bat をダブルクリック、OS X では Croquet.1.0.18.image を Croquet.app にドロップイン…など)してから、First Stepsプロジェクトに移動後、SimpleDemo (Master) などを Croquet環境のデスクトップにドラッグ&ドロップし、まず Croquetシステムが正常に動作することを確認してください。これが動かないと NG です。OpenAL が必須で、これがインストールされていないためのエラーがよく出ますが、それ以外の原因もあるかもです。


確認できたら、あらためてホストOSのファイラで、前述 SapRubyKaigi02-sumim.zip から、SapRubyKaigi02-imgs フォルダと SapRubyKaigi02.cs を CroquetSDK-1.0.18フォルダへ、sapporo-rubykaigi.bmp を CroquetSDK-1.0.18/Content/Texturesフォルダにコピーします。あとは Croquet 環境内で SapRubyKaigi02.cs をファイルインすれば準備完了です。

Demo (Master) をデスクトップにドラッグ&ドロップし、あとはひたすら我慢強く待つことことで起動(「札幌Ruby会議」看板の表示)が確認できれば、当日のプレゼンとほぼ同じ操作ができるはずです。ただメモリをかなり喰うので、環境によってはメモリ不足で起動できないかもしれません。目前の「札幌Ruby会議」空間に(クリックして開いてから)移動した後、最初のスライドの右上に設置したクロックをクリックすると、時計を持って歩けます。


念のため、スライドのみも SlideShare にアップしておきました。