増井さんの Dynamic Macro

bopperjpの日記経由で、ユビキタスコンピューティング時代のユーザインタフェースの発表資料より。

これ、Squeak システムの again (alt-j/cmd-j) にこっそり仕込んでおくと便利そうですね。実際にどこまで便利かは、実装して使ってみないことにはわかりませんが(^_^;)。


ちなみに既存の Squeak システムにある again には、こうしたインテリジェントなところはなくて、主に、検索後置換の代替的な意味しかありません。でも、この again 。けっして新しいものではなく、Smalltalk-80(-76?)システムのころからあった伝統的な古い機能です。Mac の UI に継承されなかったのは残念でした。こんなふうにして使います。

  1. テキストを選択
  2. 新しいテキストをタイプ(あるいは、クリップボードからペースト)して置き換え
  3. again (alt-j/cmd-j) で、直後に出現する 1. と一致するテキストが 2. のテキストで置き換えられる

なお、以降のマッチするテキストを全置換をするためには、別に用意された again many (shift+ alt/cmd -j)を使います。